破傷風ワクチン予防接種のご案内
代官山パークサイドクリニックでは、破傷風ワクチンの予防接種を勧めています。
破傷風菌は世界中の土壌に存在し、日本でも毎年死亡例が報告されています。
手足の傷口から侵入し、組織中で発芽、増殖して強力な毒素を作り出します。
症状は、傷口のこわばり、全身のだるさ、開口障害、首筋の張りなどがあり、高度になると、顔面筋がこわばり笑ったような顔つきになります。
症状が呼吸筋に及ぶと、死に至ることもあります。
治療は抗生物質の投与が行われますが、毒素には効かないので、ワクチンが有効な予防方法です。
破傷風ワクチンは、3種混合ワクチンに含まれているので、12歳のときに受けていれば、20代前半頃までは免疫があります。
その後、追加接種をすると10年間有効な免疫がつきます。